トランプ バイデン どっちがいい
2020年 11月 3日に、アメリカで
大統領選挙が行われました。
日本では、投票日の夜に、当選の結果がわかるのですが、
アメリカでは、開票、集計に時間がかかったいるようです。
まず、前提として知っておきたいのがアメリカ大統領選の仕組みだ。
各州には「選挙人」と呼ばれる「大統領を選ぶ役割を担う人」がおり、
この選挙人をどれだけ多く獲得できたかが勝敗を決める。
有権者は「トランプ」「バイデン」など、大統領候補者の名前が記された投票用紙に
チェックを入れて一票を投じるが、
実際にはどちらかを大統領として選ぶことを約束する
「選挙人」を選ぶことになっている。
得票数ではなく選挙人の数で決まるため、
アメリカ大統領選は形式的には「間接投票」になる。
激戦州の中で「最重要」と位置づけられているのが、南部のフロリダ州だ。
割り当てられている選挙人はカリフォルニア州(55人)、テキサス州(38人)に続く29人で、
全米では3番目。激戦州の中では最多となっている。
まずはフロリダを獲れるかどうかが、勝敗を分ける大きなポイントになりそうだ。
アメリカの選挙では、有権者のエスニシティと年齢層が選挙の趨勢に大きな影響を与える。
ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査によると、
フロリダの有権者のうち白人が60%、中南米などからの移民などヒスパニック系が20%を占める。
年齢層では45歳~64歳が33%、65歳以上が32%だ。
ファイブサーティーエイトの世論調査(11月2日)よると、トランプ氏46.6%・バイデン氏49.1%。
バイデン氏が2.5ポイント差でリードしている。DDHQは11月3日時点で、
バイデン氏がフロリダ州で勝つ可能性を「64.7%」としている。
ただでさえ混迷の大統領選だが、今回はその混迷具合に拍車をかけている事態がある。
新型コロナ禍だ。 ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、
アメリカでは11月2日までに920万人超の感染が確認され、死者は23万人超。
現在も1日あたり9万人超の感染が報告されるなど、世界最大の感染国となっている。
このことは有権者の投票行動にも影響を与えているようだ。
フロリダ大学の「アメリカ選挙プロジェクト」によると、
11月3日時点で期日前投票をした有権者と郵便投票の用紙を請求した有権者数は1億人を突破。
前回(2016年)の投票数の7割を超えた。
このうち、約6500万人が郵便投票の用紙を請求したが、2714万人あまりの投票用紙は
到着していないという。 エコノミスト誌とYouGovの世論調査(10月31日~11月2日)によると、
選挙日当日に投票すると答えた人は25%。期日前投票をする意向の人が28%、
郵便投票をすると答えた人は40%だった。
この調査によると、郵便投票を志向する人は「女性が多い」「白人では男女とも大卒以上が多い」
「黒人の36%、ヒスパニックの37%が郵便投票を選択」すると答えたいう。
また、年齢別(18歳~29歳、30~44歳、45歳~64歳、65歳以上)ではいずれの区分でも
郵便投票を希望する割合が多く、感染リスクが高いとされる65歳以上では過半数を超えた。
地域別でみると、西部では68%が郵便投票を選択。
一方、北東部では投票日当日に投票すると答えた人が39%で、郵便投票をすると答えた人(38%)を
わずかに上回った。
開票結果に時間がかかる理由
今回の選挙では、コロナを配慮して、郵便投票の数が
大幅に増えているところです。
当館しても、集計所に到着するか? 何日かかるか? など、
予測できない状態が強いので、当選結果は、まだ出ていません。
アメリカのある州によると、 「6日まで到着を待って集計する」など、
日にちを区切って、票の到着を待っているというのが現状のようです。
Yahooニュースでは、アメリカ大統領選挙の開票速報を開設しています。
https://news.yahoo.co.jp/story/1829
いまや、アメリカの大統領が誰になるかで、
世界の情勢が変わる。 そんな時代になってしまいました。
その情勢に反対な人が 中国、イラン、イラク なのでしょうね。
でも、情勢の中の仕組みが分かれば、悪い所とか改善できるはずです。
それなのに、何もしてない日本の政治・・・。
全く、他人の意見を聞くことほど、馬鹿しいとはこの事ですね。
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